2012年3月31日土曜日

常連すぎるお客様

こんばんは、なかい若女将です。
昨日は強風だと思ったら春一番が吹いたそうです。
またまた冷え込んできた3月の末日・・・。
過ごしやすい春が待ち遠しいですね♪



今日は、大きな大きなヒラメが刺し網にかかり、お刺身として並びました。
80㎝はある大物で、一番分厚い部分では8㎝はありました。
ヒラメやカレイは薄い魚だと思われがちですが、大物はさすがです。



久々にお客様の写真を撮らせていただきました。
5年越しのお客様で、春と秋に同じメンバーで、なかいを訪ねて下さいます。

ブログの更新も5年目に入り、そろそろネタ切れのため、
更新が滞る日がしばしば・・・
こちらのメンバーの皆さんが「一体どうした?」
ととても心配して下さっていたとのことです。ごめんなさい。

今までずっと見てくれていた方には、「また今日も更新されてない・・・」と
残念がって下さる方もおられるんだと、またやる気をいただきました。

厨房で、そんな話をしていたら、小学3年生の長男が
「お母さん、無理せんでも続けたり、止まったり、その繰り返しでいいんやで」
と大人のようなコメントをくれました。

ご家族、カップル、ご兄弟、お仲間でのご利用の皆様、
今日もありがとうございました。喜んでいただけてハッピーです♪

2012年3月28日水曜日

おいしそう?アンコウはこんな魚です。

こんばんは、なかい若女将です。

今日は午前中、なんとヒョウが降りました。
ピカピカと空が光りだし、雷がゴロゴロと鳴って
空が暗くなったかと思ったら、ザー!とヒョウが降ってきました(゚ロ゚屮)屮
もう4月だというのにいつまでも寒いですね。

しばらくしてすぐにヒョウは降り止み、青空が出ました。
不思議なお天気でした。



海から厨房にアンコウがやってきました。
まだ子供ちゃんのアンコウです。
生きたまま、大きな口を開けていて、まだ力強く噛むので
気をつけなくてはいけません。

頭の先に下がっているのは、エサのように揺らして
小魚をおびき寄せる疑似餌のようなもの。
大きな口でバクンと獲物をしとめます。
小魚も少々大きな魚も丸飲みです。

ほとんど口と胴体だけで生きているような無駄のない形をしています。
身は透明で、ウロコはなくゼラチン質がたっぷりです。
アラの部分からとてもおいしいスープが出ますよ。
鍋のあと雑炊にしたら絶品です。

この日は、お客様にアンコウ鍋を振る舞ったところ、
最高に喜んでいただけました。

毎回アンコウが網にかかる訳ではなく、
稀にかかるので、この日はラッキーだったと言えます。
その日とれた魚で調理するので、献立はお楽しみですよ。

2012年3月23日金曜日

お客様体験

こんにちは、なかい若女将です。
今日もまだ春の気配があまりない、寒い一日です。

我が家ネタですが、うちの息子たちが以前から
僕らもお客さんになってみたい」との要望がありました。

ふぐ料理なんかも、普通のお子さんよりは食べる 機会があるのですが、
自宅の食卓ではなく、 お客様の座敷で食べてみたい!というのです。

そうか、それなら・・・と実現させてみました。



お客様、お飲み物は?」と聞くと
恥ずかしいから、普通のしゃべり方で」と言われました。

焼ふぐもなかなか上手に焼いて食べていました。

うまいなぁ、お兄ちゃん
うん、うまいな

料理に興味があるのもなかなかいいなと思いました。

「そろそろスパゲティが食べたいわ・・・」というのも子供らしいオチでした。

2012年3月19日月曜日

越前かに、また来シーズン!

こんばんは、なかい若女将です。
今日は、かなり冷え込みました。
いつまでも寒いですね((+_+))



さて、昨年の11月より漁が解禁されていた越前かにですが、
今月20日までの漁となり、なかいでは今シーズン最後の
越前かにのお客様が笑顔でお帰りになりました。

かなりのビッグサイズの越前かにを召し上がり、
「想像を超越した旨さだった・・・」とナイスコメントを残して下さいました。



また、来シーズン!活躍を期待しています♪
春は地魚と若狭ふぐ料理がてんこ盛りです(・∀・)/ 
お楽しみに~

2012年3月17日土曜日

とれたて敦賀の地魚

こんばんは、なかい若女将です。
今日は比較的、暖かい一日でした。
地魚、とらふぐ料理、越前かにを召し上がるお客様で賑わいましたよ。

どのコースのお客様にも本当に笑顔で
喜んでいただきました(^-^)

主人が敦賀沖で揚げてきました地魚が厨房にやってきました。
まだ飛び跳ねているカレイやホウボウです。



このあと、お刺身や漁師風味噌汁、干物などに変身します。

2012年3月14日水曜日

今が旬のお刺身とは。

こんばんは、なかい若女将です。
さて、今日は敦賀のおいしい地魚の話です(^-^)

このツヤッツヤのお刺身の正体は・・・?



この時期の地魚は、ヒラメ、ホウボウ、マトウダイ、カレイ・・・
どれもイチオシですが、その中でもイチオシ中のイチオシが上のお刺身です。
白身で脂がほどよくのっていて、歯応えがコリコリ。
噛めば甘みと旨みが出てきます。漁師イチオシの魚です。

さて、なんの魚か分かりますか?



正解は、ホウボウです!
スーパーではあまり見かけない魚です。

なかいの漁船「進秀丸」で揚げてきたとれたて春の地魚です。

2012年3月13日火曜日

3月の雪。

こんばんは、なかい若女将です。
春が近づいたかと思えば、また吹雪いています。
冷え込む敦賀です((+_+))

やはりこんな寒い日によく注文が出るのが「ひれ酒」です。



こんがり炙ったヒレの香ばしい香りが大人気です。

まだまだ寒いこの季節、体の中から温まって下さいね。

2012年3月11日日曜日

東日本大震災より一年。

こんばんは、なかい若女将です。

東日本大震災から一年・・・
午後2時46分頃、
私も自宅で黙とうさせていただきました。
一日も早い、さらなる復興を心からお祈りいたします。

また、心に深い傷を負われた方々にも、簡単には
言えませんが、笑顔を取り戻す日が来るのをお祈りいたします。

2012年3月10日土曜日

通常営業、再開しました(^-^)


こんばんは、なかい若女将です。

本日より、いつもどおりの「なかい」に戻りましたよ。
ご心配して下さった皆様、ありがとうございます。

いろいろなお食事のコースがありましたが、
どのお客様も大満足して下さって、笑顔(^-^)で帰られました。
私も元気をいただきました。


越前かにが食べられるのも、あとわずか・・・ラストスパートです!


2012年3月7日水曜日

土曜日より再開します。

こんばんは、なかい若女将です。


先週突如として、旅立っていったなかいの初代女将、

おばあちゃんの葬儀がしめやかに終了しました。

家族の意向を汲んだ自宅での葬儀にして下さった

葬儀社の関係者の皆さん、

力を貸してくれた兄弟、妹たち、

支えて下さった親戚のおじさんおばさん、いとこの皆さん

心配して忙しい中駆けつけてくれた友人たち


遠くまで参って下さった列席者の皆様方

ありがとうございます・・・。

おばあちゃん、喜んでると思います・・・・・・。




おばあちゃんの懐かしい持ち物や写真を飾りました。

参って下さった方々が足を止めて懐かしんで下さってました。

数日間、喪に服します。。。

なかいでの仕事は、土曜日より再開いたします。

2012年3月4日日曜日

突然の訃報・・・。

こんばんは、なかい若女将です。

3月3日(土曜日)夕方5時頃・・・
宿泊のお客様の準備でバタバタしている厨房で電話が入りました。
なかいの祖母88歳(初代女将)の容態が急変して、病院へ搬送されたというのです。

お世話になっていた施設で、発見された時には
心拍が止まっていたというのです・・・。
なかいの祖母は、過去脳梗塞で3度の危機から
戻った人で、今回も私は奇跡を信じていました。

そんな期待を持ちましたが、救命の心肺蘇生をしてももう戻りませんでした。
苦しまずの老衰であったと信じたいです。

まだまだ温かい祖母の傍には、偶然搬送先の病院の近くを車で走っていた
父と孫の三男が、寄り添っていてくれました。

おばあちゃんが一人きりで旅立っていなかったのだと思うと少し気が休まります。

先週、女将の母が亡くなったばかりで、やっと落ち着いてきた矢先、
私たちもまだまだ寿命が尽きそうになかったおばあちゃんが、
この世にいないなんて、いまだに家族で信じられていません。

先週会った時には、痴呆が進む中でも、
私の名前を呼んでいてくれていたのにな・・・と胸が詰まります。

私がお嫁に来た頃は、なかいの祖母がまだまだ主導権を握っていたな~
なんて懐かしく思ってしまいます。

思ったことを包み隠さず言うおばあちゃんだったのですが、
包容力があり、ひ孫をとても可愛がってくれた愛情豊かな人だったので
亡くなってしまうと、とても寂しいです。本当に・・・

あの時、ああしてあげれていれば・・・
こうしてあげていれば・・・と思う気持ちと
10年近く同じ釜のご飯を食べた女同士、助けてもらって、聞いてもらったりの
感謝の思いがばあちゃんに伝わったら嬉しいな~と思います。

いろいろと楽しい伝説を作ってきたお清ばあちゃんの葬儀は自宅で行います。

やっぱり一番好きな場所が長年暮らしたこの海辺の色浜なんだと思います。

おばあちゃん、長い長い人生本当にお疲れ様でした。
おじいちゃんとあちらで大好きなお酒でもう酒盛り始めてるかな(^-^)

ご迷惑をおかけしたお客様、優しいお言葉をかけて下さりありがとうございます。